コンパイル環境の作成

gxLib2019の環境設定を行います
付属のサンプルのシューティング(Visoriser)を使って動作確認をします

・DirectX11、OpenGLの動作するWindows10マシンが必要です
・メモリ8GB、Core-i7以上が推奨です
・vc2019での動作確認を行っています
・x64環境に対応しています
※ ソースコードはUTF-8で記述します

Visual Studioをインストールする

VC2019を用意します。
Microsftのサイトよりダウンロード

gitLabのリポジトリからソース一式をダウンロードします
https://gitlab.com/garuru.software/gxlib2019

  • ダウンロード > 「リポジトリをダウンロードする」をクリック

ダウンロードしてきたZIPファイルを都合のいいディレクトリに展開してください

VisualStudio2019を設定する

  1. platform/WindowsDesktop/gxLibWin.slnを開く
  2. gxLib2019のプロパティを参照
01_vc2019_config.jpg

確認ポイントは以下です。すでに設定されていますが、環境と異なる場合は再設定してください

  • 全般 > マルチバイト文字セットを使用する
  • 全般 > WindowsSDK 10.0 (動作確認済みは10.0.177633.0)
  • 全般 > プラットフォームツールセット > ( Visual Studio2019 v142)
  • デバッグ > 作業ディレクトリ > $(ProjectDir)\..\..\
  • VC++ディレクトリ >
    • ..\..\;inc\;
    • ..\..\game\;
  • C/C++ > コマンドライン > 追加のオプション > /source-charset:utf-8
    • ソースコードはUTF-8で記述します

フォルダ構成

gxLib2019のフォルダ構成を参照ください

コンパイル

ビルド > ソリューションのリビルド から全コンパイルを行います

02_vc2019_config.jpg
  • プラットフォームはx64に設定します
  • Debug / Release で動作確認しています

コンパイルエラーが起きたとき

「ツール > ツールと機能を取得」から以下を取得してください

03_vc2019_config.jpg
  • ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発
  • C++によるゲーム開発

プラットフォームツールセット VisualStudio2019 v142が見つからない場合

VisualStudio2017をインストールしていると「ツール>ツールと機能を取得」で開かれる「インストールの詳細」画面がVisualStudio2017用の画面が開いてしまうようです。ですので、インストールの詳細画面を閉じてVisualStudioのバージョン選択画面にもどってVisualStudio2019を選択してください。

vcSelecter.jpg

正しく選択できるとVisualStudio2019用の追加機能の選択ができるようになります。

vc142.jpg

Visoriserを有効にします

game/gameMain.cppを編集してVisorizerのコメントを外してください

gxBool GameMain()
{
	//対戦格闘 / p2p / 
	//gameSikaku(gxFalse);

	//Primitive Test
	//BenchMark();

	//Sprite Test
	Visorizer( gxFalse );

	return gxTrue;
}
visor.png

Android Studioでコンパイル

  • Android端末をWindowsPCと接続する
  • AndroidStudioを起動する
  • Open an Existing Android Studio Projectを選択
  • Platform/Androidを選択してプロジェクトを立ち上げる

コンパイル

  • 起動後自動的にMakeが始まる
  • 自分でMakeするときはBuild > MakeProjectからMakeする
  • プログラムのコンパイルは Buile > Rebuild Projectから行う
  • 実行は Run > Debug Appから行う