Windows環境の作成

・インストール方法
・トラブル対応
・その他

手順1.インストール

VC2015を用意します。VC2013を使用する場合は「トラブル」の項目を参考にvcxprojファイルの一部を書き換えると動作させることができます。

gitリポジトリよりソース一式をダウンロード
https://bitbucket.org/garuruLabs/gxlib/downloads

  • ダウンロード > 「リポジトリをダウンロードする」をクリック

ダウンロードしてきたZIPファイルを都合のいいディレクトリに展開します

各種ライブラリをインストールする

再配布用のパッケージは以下からダウンロードできます。
gxLib/Platformに配置して「手順2・コンパイル」に進んでください。

最新版を用意する場合は以下の手順でダウンロードしてください。

DirectX SDKを用意する

Windows環境ではOpenGL環境とDirectX環境を選択できます。DirectX版を使用する際はDirectX9のSDKを用意してください。既に環境がある場合には次の手順に進みます。

[手順]
DirectXSDK(Microsoft DirectX SDK (August 2009))のダウンロード

ダウンロード後、インストールを行いインストールしたSDKのincludeとLibフォルダにパスを設定するか
もしくは、インストール後のファイルをgxLibの以下のフォルダへコピーします。

Microsoft DirectX SDK (August 2009)/Include/*.*
 ↓ ここにコピーする
gxLib/platform/Windows/Include/directx9/*.*

Microsoft DirectX SDK (August 2009)/Lib/*.*
 ↓ ここにコピーする
gxLib/platform/Windows/lib/directx9/*.*

※上記のフォルダにはgxLibのプロジェクト設定(*.vcxproj)で最初からパスを通しています。

フォルダ構成はこうなります。

gxLib/platform/Windows/include/directx9/audiodefs.h
 ~
gxLib/platform/Windows/include/directx9/xnamathvector.inl
gxLib/platform/Windows/lib/directx9/x64
gxLib/platform/Windows/lib/directx9/x86

OpenCV

http://opencv.org/wp-content/themes/opencv/images/logo.png
Windows環境で動画の再生に「OpenCV」を利用します。以下よりver3.1以降を取得してください。(2.4.x系は未検証)

http://opencv.org/
※DOWNLOADS > VERSION 3.1 > OpenCV for Windows

oggVorbis

http://xiph.org/images/logos/fish_xiph_org.png
Windows環境で圧縮音楽の再生に「ogg Vorvis」を使用します

http://xiph.org/downloads/から以下のファイルをダウンロードして下さい。

libogg(1.3.2) libogg-1.3.2.zip
libvorbis(1.3.5) libvorbis-1.3.5.zip

freeGlut

http://freeglut.sourceforge.net/images/opengl.png
OpenGLを使用する場合はfreeGlutを使用します

http://freeglut.sourceforge.net/ > Downloadから「Freeglut 3.0.0」をダウンロードします。

OpenGLに切り替えるには?

以下の定義を切り替えます。
gxLib.h

#define PLATFORM_WIN32_DIRECTX9
//#define PLATFORM_WIN32_OPENGL

  ↓

//#define PLATFORM_WIN32_DIRECTX9
#define PLATFORM_WIN32_OPENGL

手順2.コンパイルして実行する

gxLib.slnファイルからプロジェクトを起動する

F5キーで実行し、VISORISERが起動することを確認してください

手順3.ガンハウンドのソースをダウンロードする

https://bitbucket.org/garuruLabs/gunhound/downloads

データ一式をrunフォルダ以下に配置する

run/asset/gh/*.*

ソースを配置してVCに登録する

src/gunvalken.h
src/gunhound/*.*
※gunvalken.hのみsrc/gunvalken.hに配置します

gxLib.hの画面サイズをガンハウンド向けに以下の様に設定します

#define WINDOW_W (480)
#define WINDOW_H (272)

gameMain.cppを書き換えてガンハウンドを呼び出す

gxBool GameMain()
{
	//Visorizer();
	gxBool GunHound( gxBool bReset );
	GunHound( gxFalse );

	return gxTrue;
}

トラブル対応

vorbis/vorbisfile.h No such file or directry

ogg vorbisのヘッダーファイルが見つかっていません。ヘッダーファイルを格納した場所へのパス設定を見なおしてみてください。gxLibのデフォルトでは下記の2箇所に格納されれば自動的に認識します

platform/windows/include/ogg/
platform/windows/include/vorbis/

opencv/opencv.hpp No such file or directry

同じくopencvのヘッダーが見つかっていません。「platform/windows/include/openCV/」に以下の2つのフォルダを配置してください。

platform/windows/include/openCV/opencv
platform/windows/include/openCV/opencv2

構文エラー : 識別子 'D3DMULTISAMPLE_TYPE

DirectXのSDKが入っていないか、SDKのフォルダへパスが通ってない可能性があります
gxLibでは以下に配置すると自動的にコンパイル対象に追加されます

platform/windows/include/openCV/directx9

VC2013を使ってコンパイルする

SDKのバージョン番号が異なる場合コンパイル時にエラーが出力されるので適切なバージョン番号に設定してください。

platform/Windows/DirectX.vcxproj
platform/Windows/OpenGL.vcxproj

<PlatformToolset>v140</PlatformToolset>
 ↓
<PlatformToolset>v120</PlatformToolset>

その他

LUAを利用する

Cocos2Dxを利用する

zLibを利用したpngファイルの使用