法線マップエディタ「nPaint」とは?

2D画像に色分けされた面の向きを設定することで、リアルな光の陰影を与えることができるようになります。

法線マップエディタ「nPaint」はあらかじめ色分けされた画像に法線方向を設定しなおすツールです。面の法線方向をマウスでドラッグして決定し、正面からの光に対する面の向きを設定します。ここで作った法線マップをアンリアルエンジン上で適用することで2D画像にリアルな光の陰影を与えることができるようになります。

nPaint.png

ダウンロード

nPaint.zip
ver.2019.042(54,5MB)
※Windows専用 要DirectX11環境 無料

使い方

normal20.png

  • ダウンロードしたzipファイルを適当な場所に解凍してください。
  • 法線マップエディタ「nPaint.exe」を起動します
  • サンプルデータ「data/normal.png」をツールにドラッグ&ドロップすることで画像を読み込みます
  • 右クリックしながらドラッグすることで法線方向を決定します。
  • 法線方向が決定すると隣接した同一のカラーを持つ面を塗りつぶします
コントロール操作
ロードドラッグ&ドロップ
移動左クリックしながらドラッグ
拡大・縮小マウスホイールx0.5~2倍まで
保存Ctrl+Sもとのファイル名+TGAで保存されます
やり直しCtrl+Z8回まで
  • 画像は2048x2048までのpng,tga画像を開くことができます。
  • 平面の多いロボットには割と向いてる
  • 球体とか法線方向がグラデーション的に変わる動物とかヒトとかには向かない感じ

以下、追記予定。

UE4での配置方法など

UE4 4.22.0で動作確認中

  • 画像の登録
  • 画像からマテリアルを作成
  • ポイントライトを設置
  • マテリアルを設定して法線を適用する

さらにリアルにするには

  • パーティクルを配置
  • 法線マップにディテールを追加
  • 既存のデータから地面にオブジェクトを追加
  • ポストプロセスでボケを再現

添付ファイル: filenPaint.png 1501件 [詳細] filenormal20.png 1321件 [詳細]